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 配線の世界の奥深さは底知れない。配線を極めるなら一度は考えるスリーブケーブル。しかし、自分で1から作るのは手間がかかるため断念していた人も多いはず。そんな読者に朗報だ。

 Corsairから最新の電源ラインナップに対応する、第2世代スリーブケーブルが発売されたのだ。実を言うと、ここ最近、Corsairフリークの間でひそかにブームを呼んでいるのがプラグインケーブルのスリーブ化。

 スリーブケーブルは見た目がよくなるドレスアップのほかにもとり回しがしやすくなるというメリットがある。Corsairのスリーブケーブルセットを使って自分のPCにより愛着を感じられるようにドレスアップしていこう!
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スリーブケーブルとは?

スリーブケーブルとは何か。まずはそこからという読者もいることだろう。スリーブとは英語のSleeve、衣類の袖やッタモト、レコードジャケットなどのカバーなどを言い、電気工事などでは筒のことを指して言う場合もある。

 自作PCにおいてのスリーブケーブルとは、電源やパーツ間のケーブルを包む、メッシュ状の筒のことをいう。通常のケーブルをスリーブで包むことをスリーブ化と言い、スリーブ化されたケーブルをスリーブケーブルと言うのだ。


 スリーブ化の端的な効果は見た目のよさにつきるが、実はそれだけというわけではない。スリーブケーブルには見た目をよくする以外に配線の引き回しをしやすくしたり、ケーブルの耐久性を上げたりする役割もある。ここ数年のPC用電源を見ると、ミドルクラス以上の製品はほとんどがスリーブ化されているだろう。

 そう、数本から数10本のケーブルをメッシュの筒にまとめ、線がばらばらにならないようになっている、あれだ。当然、Corsairから発売されている電源に付属しているケーブルでも採用されており、現在市場に投入されている製品のATX 24ピンやATX/EPS12V、6+2ピンPCI Expressなど、配線本数の多いケーブルは、ほぼすべてスリーブ化されている。

 Corsairの電源では、4ピンペリフェラルやSerial ATAケーブルを4本または5本の線をくっつけた、フラットケーブルで取り扱いが楽になるようにしているが、配線本数が多いケーブルでは、このようにメッシュスリーブで包んでしまったほうが扱いやすい。今では、ほとんどのメーカーが採用する手法となっている。丈夫なナイロンのメッシュで包みこまれるため、ケーブルを破損から守ることができるし、すべすべのナイロンメッシュはケース内で引き回す際に、滑りがよく、ケースの角などで引っかかりにくく、引き回しが簡単だ。

 ここで紹介するスリーブケーブルとは、数本をまとめて1本にしたスリーブではなく、配線の1本1本をすべてスリーブ化した状態の製品だ。1本1本のケーブルをスリーブ化すると、ケーブルの本数は増えるものの、狭い場所での配線で約に立つ。最近のPCケースでは、裏面配線ができるものが増えているが、スペースが狭い製品では、一まとめになったメッシュケーブルなどを交差させると、厚みが増えてサイドパネルを閉じられなくなったり、閉まってもサイドパネルが膨らんだりすることがある。1本1本スリーブ化したケーブルの場合、ケーブル同士が交差しても、あまり厚みが出ないため、そのようなシチュエーションでも役に立つのだ。


 さて、それでは紹介しよう。これが、Corsairの最新電源ラインナップに対応した、「第2世代スリーブケーブル」だ。(本記事で使用されているのはブラックカラーです。)

AXシリーズ専用ATX 24pinスリーブケーブル
AXシリーズやAXiシリーズの電源は、フルモジュラータイプなので、ATX 24ピンのスリーブケーブルが用意されている。

AXi/AX/HX/TXM/CXMシリーズ共通DCスリーブケーブル
Corsairの五つの最新電源ラインナップに対応したケーブルセット。ATX/EPS12VやPCI Express 6+2ピン、Serial ATAケーブル、4ピンペリフェラルが揃う。

同じコネクタでも長さが違う
同じSerial ATAのケーブルでも、長さやコネクタの位置が違うケーブルが用意されている。利用するPCケースによって、ピッタリのケーブルを選択できる。

対応表(RM電源シリーズ追加しました。)
CORSAIRスリーブケーブルと電源の対応表PDF

まずは普通にPCを組み立ててみる

それでは、実際にスリーブケーブルの効果を、1台の自作機を使ってご覧いただきたいが、その前に、スリーブケーブルを組み込むための自作PCを組み立てる。ここでは、ゲーム用の自作PCを1台作るという前提で、ミドルレンジのケースを選択し、CPUやマザーボード、ビデオカードなどをチョイスした。使用した機材を写真で紹介していこう。


マザーボード
PCの基礎となるマザーボードはASUSのCROSSHAIR V FORMULA-Zだ。オーバークロッカーやゲーマー向けの製品で、値段は高いが製品としての完成度は高い。
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CPU
CPUにはAMD FX-8350をチョイス。8コア8スレッド4.0GHz動作。ターボ時には4.2GHz動作するAMDのコンシューマ向けハイエンドCPUにもかかわらず、2万円弱で購入できる。
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メモリ
CorsairのハイエンドメモリDOMINATOR PLATINUM CMD32GX3M4A1866C9。8GB×4のトータル32GBでDDR3-1866に対応。冷却能力の高さもウリの一つだ。
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メモリのドレスアップ
DOMINATOR PLATINUMの専用アップグレードキット、Light Bar Upgrade Kit。メモリの背を光らせることができる。今回はすっきりとしたケース内のドレスアップ的な意味で採用。
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Light Bar Upgrade Kitをメモリに装着
青と白の2色を選択可能だが、ここでは青をチョイス。組み込み後が楽しみだ。写真はノーマル状態との比較。


CPUクーラー
CPUクーラーには、メンテナンス性能を高めるため、CPUまわりがすっきりとする簡易水冷キットを選択。ソフトウェア管理の可能なCorsair Linkに対応した、Hydro H100iを使用した。
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SSD
CorsairのNEUTRON 240GB。サーバークラスのコントローラを搭載し、使いこんでもアクセス速度が遅くならない。
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ビデオカード
AMDのRadeon HD 7870 GHz Editionを搭載した、XFXのFX-787A-CDBC。デュアルファンと4本のヒートパイプで、静音と冷却性能を両立している。
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PC用電源ユニット
760W出力のAX760。上記構成で考えると妥当な出力だろう。本文中にあるようにフルモジュラー電源で、組み込み時に扱いやすく、必要なケーブルのみの接続でよい。
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PCケース
サイドパネルやトップのカバーで、静音と冷却のセッティングが調整できるCorsairの人気PCケースObsidian 550D。サイドパネルのファン用スリットのカバーを外せば中の様子をある程度うかがうことができる。
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できあがったPCの写真は、次のスリーブケーブルへの交換後に比較として並べて紹介することにする。画像を後から見てもらえれば分かるが、ケーブルも裏面配線を利用してすっきりとまとめることができた。ただ、ケースの右面にあたるマザーボードの裏面を見ると、太めのケーブルが交差してあるところもあり、こちら側のサイドパネルを締めるにはちょっとしたコツが必要だ。

 Obsidian 550Dは裏面配線に対応しており、ケーブルを裏に導くケーブルホールも多数用意されている。また、CPUクーラーに簡易水冷のH100iを利用したため、CPUまわりなどもすっきりしており、メンテナンス性能が高いのが分かるはずだ。電源ユニットのAX760がフルモジュラーケーブルと言うのもあり、よぶんなケーブルは挿さなくてもよいため、非モジュラーの電源と比較してよぶんなケーブルをケースの空いた場所などに詰め込むような処理が必要ないのもよいところだろう。

 さて、この記事のメインである電源ケーブルについてだが、先ほど書いた裏面部分の交差だけでなく、よく見ると荒が出てくる。筆者としてはケースのマザーボード側を、きれいにまとめられたつもりだが、やはりケーブルそのものは野暮ったいのが事実だ。次に、電源に挿さっているモジュラーケーブルをスリーブケーブルに交換してみよう。

これだけ違う!? 同梱のケーブルをスリーブケーブルに交換

電源には、Corsair AX760(CP-9020045-JP)を選択している。AX760はフルモジュラータイプのPC用電源で、製品名のとおり760Wの出力を持っている。フルモジュラータイプのため、ATX 24ピンも含めてBlackのスリーブケーブルセットを用意した。上の写真で紹介しているのがそれだ。

 ちなみに、Corsairが用意している第2世代スリーブケーブルは、Black、Blue、Green、Red、White、Metallicの6カラー。今回のBlackは、ケース内部の色から、配線を目立たないようにとの選択だが、ケーブル自体を美しく見せたいという人の場合には、マザーボードの色やケース内の色。雰囲気などに合わせて6カラーの中から選択できる。ケーブル配線に自信があるなら、目立つカラーのスリーブケーブルを選択するというのもよいだろう。

 同梱ケーブルをすべて取り出し、スリーブケーブルをつなげていくのだが、実際のケーブルの配線は、やはり軟らかく滑りがよいためスリーブケーブルのほうがしやすい。裏面配線をする際にケーブルホールに通すわけだが、するっと滑るように入っていくのも好印象だ。裏面のケーブルの交差部分でも、厚みがあまり出ないため、簡単に裏面側のサイドパネルを閉じることができた。では、配線後の写真を見てみよう。


スリーブケーブル導入前
スリーブケーブル導入後
もともと電源に同梱されていたモジュラーケーブルはSerial ATAや4ピンペリフェラルが黒、そのほかのケーブルも黒のメッシュでスリーブ加工されていたため、それほど目立つものではなかった。スリーブケーブル導入後は、さらにケーブルが分かりにくくなり、全体的にすっきりとした見た目になっている。HDDケージにある銀色の物体は後半になるまでの秘密?。


右サイド(導入前)
右サイド(導入後)
ケーブルが交差する部分や、H100iへの給電用にSerialケーブルをATX/EPS12Vと同じ場所まで伸ばす必要があるため、サイドパネルを締めにくい原因となっていたが、スリーブケーブルによりそれもかなり解消されている。1本1本スリーブ加工されたケーブルが、交差部分ではバラけてそれほど厚みが出なくなっている。

CPUまわり(導入前)
CPUまわり(導入後)
CPUまわりは簡易水冷CPUクーラーによりもともとすっきり。大きな変化はないかもしれないが、これは裏面配線の恩恵によるものだ。


電源まわり(導入前)
電源まわり(導入後)
電源まわりもケーブルホール同様、ケーブルの断面積が増えた分、カサが増えた印象。ただ、AX760はフルモジュラータイプの電源のため、必要ないモジュラーケーブルを付けなくてもよい。カサの増量は気にならないし、ケーブルホールの利用も上記同様問題はない。

 ここでは、ケーブルを目立たなくするためにあえて黒のケーブルを選択しているが、ハデなカラーを選択すれば、それはそれでドレスアップ効果が高いだろう。

 見た目だけでなく、ケーブルの引き回しに大きな差が出るスリーブケーブルは、PCを組み立てるときの時間にも影響しそうだ。

高価に感じるが自分で作るよりも安いし簡単!

このスリーブケーブルのセットのお値段は上の表にあるとおり。対応する電源のシリーズや価格も一緒に書いてあったはずだ。この価格について、高いと思う読者の方も結構いるかもしれないが、実を言うと、これがそれほど高くない。

 というのも、スリーブケーブルを自分で作成したことがある人なら分かるのだが、基本的にスリーブケーブル作成用のスリーブが高いのだ。また、細かい端子の部品やスリーブの端を処理するための熱収縮チューブ、端子部分加工するための専用工具などなど、揃えなくてはならないものが意外と多い。

 さらに言うなら、これらの材料は日本のショップでも手に入るが、お気に入りの色やメーカーなどをかんがみた場合、海外から個人輸入することが多くなるのだ。
 そして何より作成の手間。1本1本のケーブルをスリーブ化していく作業はケーブルの総数を考えれば気が遠くなりそうだ。

 加工用の材料、工具類、輸送費、手間。これらを総合的に考えれば、はっきり言ってこのCorsairのスリーブケーブルは安いくらいだ。

 スリーブケーブルについて興味がある方はぜひ一度、リンクスインターナショナルの販売サイトを覗いてみるとよいだろう。

 おっと、ここで予告だ。この記事は実は前後編の2本立て。1本目は自作PCへのスリーブケーブル導入。後編にあたる2本目は、ファンを使った冷却力の向上だ。興味のある方は2本目もぜひご一読いただきたい。
後編はこちら
<後編>PCケースにファンを追加して冷却力と静音性を両立せよ!自分のPCをドレスアップ!
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CORSAIR Sleeved Modular Cables紹介
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